2007-03-28 第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
そのことでは、本当に多くの皆さんも、まだ記憶に新しい、本当に関係者の皆さんの切実な訴えが胸に響いた質疑であったなと思うわけですけれども、あのときに、障害乳幼児の療育に応益負担を持ち込ませない会の代表の池添参考人の発言が大変感動を呼んだわけです。
そのことでは、本当に多くの皆さんも、まだ記憶に新しい、本当に関係者の皆さんの切実な訴えが胸に響いた質疑であったなと思うわけですけれども、あのときに、障害乳幼児の療育に応益負担を持ち込ませない会の代表の池添参考人の発言が大変感動を呼んだわけです。
世田谷区立知的障害者就労支援センターすきっぷ施設長) 宮武 秀信君 参考人 (NPO法人全国地域生活支援ネットワーク事務局長) 戸枝 陽基君 参考人 (日本障害者協議会常務理事) 藤井 克徳君 参考人 (DPI(障害者インターナショナル)日本会議事務局長) 尾上 浩二君 参考人 (らく相談室主宰・障害乳幼児
○池添参考人 私は、障害乳幼児の療育に応益負担を持ち込ませない会の事務局長をしています。仕事は、子供の発達や子育てに悩むお母さんたちの相談に乗る仕事をしています。 大変緊張しております。なぜならば、いつもはもっと若いお母さんたちを前にお話をさせていただくので、きょうは随分勝手が違います。
本日は、本件調査のため、参考人として、慶應義塾大学商学部教授中島隆信君、世田谷区立知的障害者就労支援センターすきっぷ施設長宮武秀信君、NPO法人全国地域生活支援ネットワーク事務局長戸枝陽基君、日本障害者協議会常務理事藤井克徳君、DPI(障害者インターナショナル)日本会議事務局長尾上浩二君、らく相談室主宰・障害乳幼児の療育に応益負担を持ち込ませない会事務局長池添素君、以上六名の方々に御出席をいただいております
パネルがございますので、話を進めてまいりたいと思いますけれども、これは大阪の障害乳幼児を抱える御家庭の例で、現行と、その今の措置ベースの基準でいくと、サービスが応益負担になればどうなるかということを厚労省の方に試算をしていただいたものを基にして作成した資料でございます。
さらに、障害児の福祉施設も利用契約制度に変わることに伴い、障害乳幼児の保護者からの、また関係者からも不安の声が本当に出ています。 そこで大臣に質問ですけれども、前国会の委員会で、障害児童福祉施設を現行の措置制度から利用契約制度に変える理由として、「保護者がサービスを選択するという意識が醸成されてきた」と答弁をされました。その根拠となる調査結果があるのでしょうか。
障害乳幼児の施設も、利用の際、費用が一割の定率の負担、食費も一日六百五十円の自己負担。肢体不自由児は、医療も現行では措置医療ですけれども、別途医療費も、そして補装具の給付も一割負担になります。障害乳幼児を抱える世代は正に二十代、三十代の若い世代です。この御家庭にとって私は大きな負担の増大になると思うんです。 資料をお配りください。 〔資料配付〕
また、こうした育成医療、補装具での負担問題と連動した問題として、障害乳幼児の生活と療育が大きく変えられるということも関係者の大きな不安になっています。
それから、あと障害乳幼児に対する療育システムというものもあって、担任のほかに障害児加配の一名がいて個々に必要な援助を行っている。
校長会の調査を拝見いたしますと、「正常幼児の聴覚機能が生後六ケ月にして一応の完成を見る所からして、聴覚障害乳幼児も、それ以前からの聴覚的刺激が望ましく、聴能訓練はその実施が早期であればある程有効」だとされております。
「聴覚障害乳幼児の早期教育は、心身障害児早期教育の中でもその明確な効果が実証されているという点において先進的な領域であるということは、既に明らかになっている。」このようになっているわけです。
文部省は、全国ろう学校長会が「聴覚障害乳幼児教育の推進について」という要望を国や県に出しておられるのを承知していらっしゃいますでしょうか。
これは乳幼児健診と障害乳幼児対策の大津方式と呼んでおられるそうでありますが、大津の場合は人口が二十万で、年間の出生数が、三千二百人から三千三百人赤ちゃんが生まれるそうです。そして一〇〇%健診が過去八年間ないし十年間行われてきておるそうでございますが、ここの特徴は、保健所がそれぞれのところでやるのではなくて、自治体が単位となってやっておるところに特徴があるように思います。
このような問題で、滋賀県大津市の乳幼児検診と障害乳幼児対策という問題では一定の実践的な大きな成果が上がっているというふうに考えております。その中でも脳性小児麻痺の子供への取り組みで、複合的な子供さんはうまくいかないようですけれども、かなりの人が非常に成果が上がって学校へ行く時期には歩いて行ける方が非常に多くなった、こういう成果が上がっているようであります。